

育休明けに時短で復帰したけど、現実は甘くなかった…

時短勤務って、思ってたより大変だよね。
でも事前に準備しておくことで、後悔を減らせるよ!
育休明けに時短勤務で復帰すれば、育児と仕事を無理なく両立できると思っていませんか?
しかし、時短勤務には「思っていたイメージ」と「現実」にギャップが生じやすい面があります。
業務量が減らないまま周囲への申し訳なさだけが積み重なり、気持ちに余裕が生まれるどころか、新たな葛藤を抱えるケースも見られます。
この記事では、時短勤務で感じやすいリアルな悩みと、働いてみて分かることをお伝えします。
育休明けの復帰で時短勤務を考えている方や、働き方に迷っている方の参考になれば幸いです。

- 看護師歴20年以上
- 急性期病院での勤務経験あり
- 現在はデイサービスでパート勤務
- わんぱく3姉妹の看護師ママ
- 現場の実経験をもとに発信中
育休明けに時短勤務を選ばれる理由

育休明けは時短で働きたい!
育休明けに時短勤務を選ぶ看護師は多いですが「本当に時短でやっていけるのか」と不安を抱えながら復帰する方も少なくありません。
時短勤務を選ぶ理由は、大きく3つに分けられます。
子どもとの時間を優先
子どもがまだ小さいうちに、保育園へ長時間預けることに不安を感じる人は多くいます。
せめて帰宅後はゆっくり関わりたい、成長を近くで見守りたいという気持ちが、時短勤務を選ぶ大きな理由になります。
仕事を続けたい思いと、子どもとの時間を大切にしたい思い。
その両方を考えたとき、まずは時短勤務から始めることが現実的な選択になりやすいといえます。

職場復帰への不安
育休中はしばらく看護の現場から離れているため、復帰後に同じように働けるか不安を感じやすい時期です。
知識や技術が鈍っていないか、業務のペースについていけるか。
まずは時短勤務から始めることで、仕事の感覚を取り戻しながら、少しずつ職場のペースに慣れていくという考え方があります。
仕事と子育てを両立したい気持ち
先輩の看護師ママが仕事を終えたあとも急いでお迎えに向かい、帰宅後は休む間もなく家事や育児をこなす姿を見て、不安を感じる人は少なくありません。
だからこそ、時短勤務で少しでも余裕を持って働きたいと考えるケースが多くあります。

先輩、大変そうだったな。
時短勤務のリアルな悩み

想像と現実のギャップ。
思ってた以上に大変!
時短勤務を始めてみると、想像していた働き方と違うと感じる場面が出てくることがあります。
ここでは、時短勤務でよくある後悔について紹介します。
「時間だけが短い」感覚
時短勤務になれば、業務量もそれに合わせて調整されると考えられがちです。
しかし実際には、担当する患者数や任される役割が大きく変わらないケースが多く見られます。
勤務時間は短くなる一方で、業務は限られた時間の中でこなす必要があるため、記録や処置に追われ、気づけば終業時間を迎える、という状況が起こりやすくなります。
時間だけが短くなり、責任の重さは変わらない。
これが時短勤務でよく聞かれる声です。

職場での肩身の狭さ
時短勤務の場合、終業時間になると自分だけ先に退勤することになります。
病棟が忙しい日ほど「このまま帰っていいのだろうか」と感じやすい場面です。
他のスタッフがまだ業務の途中でも、終業時間になれば残っている業務を任せて帰らなければなりません。
制度として認められている働き方であっても、気持ちの面では割り切れない部分が残りやすいといえます。
時短勤務で生まれやすい葛藤
仕事のこと、子育てのこと、さまざまなタスクを抱えながら働く毎日の中で「仕事も子育ても中途半端になっているのではないか」という気持ちが頭をよぎることがあります。
時計を気にしながらバタバタと働いていると、あっという間に退勤時間になります。
残った業務を他のスタッフに引き継ぎながら、頭の中では保育園のお迎え時間が気になっている。
かといって、フルタイムに戻すのは子育てと仕事の両立は現実的に厳しい。
どちらも大切にしたいのに、どちらも全力でできない感覚。
制度として認められた働き方であっても簡単には消えない葛藤として残りやすいものです。

時短勤務を経験して良かったこと

時短ならではのメリットもたくさんある!
後悔だけではなく、時短勤務だからこそ感じられた良さもあります。
子どもと過ごす時間が増える
フルタイムと比べると、子どもと関われる時間が確保できます。
帰宅後は家事で精一杯でも、保育園での出来事を聞いたり、夕食を一緒に食べたりする時間が生まれます。
そうした何気ない時間は、子育て中の親にとってかけがえのないものになりやすい部分です。

働き方を見直すきっかけになる
時短勤務を経験することで、自分にとって無理のない働き方を考えるきっかけになります。
出産前は、三交代勤務で働き続けることが当たり前だと考えていても、育児をしながら働く中で、それまでと同じ働き方を続ける難しさに気づく人は多くいます。
今の自分にとって何を優先したいのか、どのような働き方が家族にとって無理のない形なのかを、改めて考える機会になります。

時短勤務で後悔しないための3つの準備

この3つのポイントを確認しよう!
実際に経験して気づいた、復帰前に確認しておくべきポイントをまとめました。
① 職場の実態を事前に把握
「時短になれば業務量も減る」とは限りません。
復帰前に、先輩の時短勤務スタッフがどのような業務量・役割で働いているかを確認しておきましょう。
実態を把握した上で、希望部署や業務内容について上司に相談することで、復帰後の負担を減らせます。
② 時短勤務の条件を職場に確認する
法律上の時短の定義は定められていますが、病院によって時短勤務の適用期間や勤務時間の選択肢が異なる場合があります。
「子どもが3歳まで」「小学校入学前まで」など条件が違うため、復帰前に就業規則を確認しておきましょう。
復帰後に「思っていた条件と違った」とならないよう、事前の確認がポイントです。
③ 家庭のサポート体制を整えておく
子どもの急な体調不良や残業が発生したときに備えて、家族や周囲のサポート体制を整えておきましょう。
頼れる人を事前に確認しておくことで、復帰後の不測の事態にも対応しやすくなります。

家族の協力が心強い!
時短勤務中に私が実践したことについては、こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎看護師の時短勤務は子育てと両立できる?育休明けに感じた現実
まとめ

時短勤務にすれば、仕事と育児を無理なく両立できると考える人は多くいます。
しかし実際には、業務量は変わらず、周囲への申し訳なさや葛藤を感じる場面が出てくることも少なくありません。
それでも、子どもと過ごす時間を確保できることは、時短勤務を選ぶメリットの一つといえます。
後悔を減らすためには、復帰前の準備が大切です。
職場の実態と条件を確認し、家庭のサポート体制を整えることで、復帰後の戸惑いを減らすことができます。
仕事をしながら、子育てをするのは大変なことです。
その中で、子育てしながら働くためには、時短勤務は心強い子育て支援制度の1つです。
働くママの負担を少しでも減らすために、上手に活用していってください。

子育てしながら働くって、本当に大変。
子育て支援制度を活用して、負担を減らしていこう!
この記事は、筆者自身の経験や一般的な情報をもとに作成しています。
勤務条件や制度、働き方は勤務先や地域、時期によって異なる場合があります。
また、医療上の助言や個別の判断を提供するものではないため、心身の不調や勤務継続に不安がある場合は、医療機関や勤務先の相談窓口などの専門機関へご相談ください。
時短勤務以外の選択肢も比較したい方はこちらもどうぞ

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