看護師の時短勤務は子育てと両立できる?育休明けに感じた現実

看護師の働き方

時短勤務にすれば、看護師でも育児と仕事を無理なく両立できるのでしょうか?

育休明け、私もそう考えて時短勤務で復帰しました。

フルタイムより勤務時間が短くなる分、もう少し余裕を持って働けるはず。
そう思っていたからです。

しかし実際に働いてみると、「時短=負担が軽くなる」というわけではなく、想像していなかった大変さもありました。

私は、育休明けに病棟と外来の両方で時短勤務を経験しています。

この記事では、看護師の時短勤務で感じたリアルな現実や、メリット・デメリットを、実体験をもとにお伝えします。

看護師の時短勤務で育児と仕事は両立できる?

結論から言うと、看護師の時短勤務で育児と仕事を両立することは可能です。

ただし「負担が軽くなる」というイメージとは少し違いました。

勤務時間は短くなっても、仕事の責任がなくなるわけではありません。
また、帰宅後は家事や育児が待っており、ゆっくり休めるわけでもありませんでした。

それでも、子どものお迎えに間に合うことや、正社員として働き続けられる安心感は大きい働き方でした。

育休明けに時短勤務で復帰して感じた現実

時短勤務なら無理なく働けると思っていましたが、復帰してみて初めて気づくことも多くありました。
ここでは、実際に感じた現実についてお話しします。

病棟での時短勤務は想像以上に大変だった

育休明け、復帰したのは病棟でした。

時短勤務とはいえ、受け持ち患者さんが少し減る程度で、業務内容そのものは大きく変わりません。
時間内に終わらせなければならないというプレッシャーがあり、常に時計を気にしながら働いていました。

業務が終わらなければ、他のスタッフに引き継ぐことになります。
しかし、引き継ぎを受けるスタッフも、自分の業務で忙しく働いています。

それを分かっていても、時間内にすべてを終えるのは難しい状況でした。

朝に一日の予定を立てていても、緊急入院や急変対応が入ることもあり、予定通りに進むとは限らなかったからです。

周囲が忙しく働いている中で、自分だけ先に帰ることへの申し訳なさもあり、精神的な負担を感じることもありました。

さくらさん
さくらさん

帰らなきゃないのに、仕事が残ってるんだよね•••

外来の時短勤務で感じた違い

外来での時短勤務も経験しました。

病棟に比べると、業務の流れがある程度決まっており、時間で区切りがつきやすいという点では働きやすさを感じました。

それでも、患者さんの対応が長引いたり、業務が重なったりすると、定時で帰ることが難しい日もあります。

限られた時間の中で効率よく働くことが求められるのは同じでした。

「ごめんなさい」と言いながら帰る毎日

時短勤務になってから「お先に失礼します」と気持ちよく帰れた日は、ほとんどありませんでした。

忙しそうなスタッフに対して「ごめんなさい」そう言って帰ることが当たり前になっていました。

あやさん
あやさん

本当は最後まで責任持ってやりたい!

制度として認められている働き方だと分かっていても、周囲に気を遣ってしまう自分がいました。

帰宅後も家事と育児が待っている現実

やっと勤務が終わったと思っても、家に帰れば家事と育児が待っています。

夕食の準備、子どもの世話、お風呂、寝かしつけ。

時短勤務とはいえ、「自分の時間」が増えたと感じることはあまりありませんでした。

それでも、保育園や学童のお迎えに間に合うということは、何より大きな意味がありました。

時短勤務でなければ、この生活は成り立たなかったと思います。

看護師が時短勤務を選ぶメリット

時短勤務に変えたことで、働き方だけでなく生活全体にも変化がありました。
ここでは、実際に感じたメリットについてご紹介します。

正社員として働き続けられる

時短勤務は、正社員のまま働き続けられる制度です。

勤務時間が短くなっても、社会保険や有給休暇などの福利厚生はこれまでと同じように適用されます。

子どもの体調不良で急に休まなければならないときも、有給休暇を使えることは大きな安心につながりました。

パート勤務という選択肢もありますが、正社員として働き続けられることは、将来を考えたときの安心感にもつながります。

さくらさん
さくらさん

保証があるのは安心だよね!

家族との時間を持てる

育休明けは時短勤務で復帰する人が多いと思います。
時間で帰れることで、子どものお迎えに間に合う働き方ではありますが、実際は帰宅後も家事と育児でバタバタです。

ゆっくり過ごす余裕があるわけではありません。
それでも、子どもが帰ってきたときに家にいられることや、日常の中で関われる時間があることは、時短勤務だからこそだと感じています。

忙しさは変わらなくても、子どものそばにいられる時間が確保できることは、時短勤務のメリットです。

看護師の時短勤務のデメリット

時短勤務は働きやすさを感じる反面、思っていた通りにはいかないこともありました。
ここでは、実際に働く中で感じたデメリットについてご紹介します。

収入が減る

勤務時間が短くなる分、収入は減ります

夜勤手当などもなくなるため、育休前と比べると収入の減少を感じました。

実際に復帰してみて、想像していた以上に差があると感じたのが正直なところです。

毎月の生活がすぐに苦しくなるわけではありませんが、これまでと同じ感覚で使うことはできず、支出を意識するようになりました。

短勤務は働き続けるための大切な制度ですが、収入が減ることは避けて通れません。

さくらさん
さくらさん

仕方ないってわかってるんだけどね…

キャリアアップの機会が減る

時短勤務になると、これまで参加していた委員会活動や研修への参加が難しくなりました。

新しい情報も、その場で共有されるのではなく、後から自分で情報収集をすることが多くなります。

責任のある仕事から外れることで、体力的には助かる部分もありますが、看護師としてのキャリアを考えたときに、不安を感じることもありました。

働き続けることはできても、これまでと同じように経験を積んでいくことの難しさを感じました。

時短勤務でも給料は増えない現実

時短勤務を取得していても、予定通りに帰れない日もあります

時間を過ぎて働いた日があっても、基本的には時短勤務の給与のままです。

フルタイムと同じように働いたと感じる日でも、給料が増えるわけではありません。

仕方がないと分かっていても、気持ちの面で割り切れないと感じることもありました。

あやさん
あやさん

時短だからといって、負担が減るわけではなかったよ…

看護師の時短勤務とパート勤務の違い|どちらを選ぶべき?

育休明けの働き方として、時短勤務とパート勤務のどちらを選ぶべきか悩む看護師は多いのではないでしょうか。

時短勤務は正社員のまま働き続けられるのに対し、パート勤務は雇用形態そのものが変わります。
パート勤務は勤務時間の自由度が高い一方で、福利厚生や収入面には違いが出てきます。

どちらを選ぶかは、生活状況や何を優先したいかによって変わってきます

私自身、その後パート勤務も経験しましたが、時短勤務とは働き方の感覚が大きく異なっていました。

実際に経験してみて、初めて気づいたこともあります。

時短勤務とは違う働きやすさもあったため、そのときの体験を別の記事でまとめています。
https://www.yukkikki-labo.com/nurse-fulltime-parttime-40s/

まとめ

看護師の時短勤務は、育児と両立しながら働き続けるための大切な制度です。

一方で、収入の減少やキャリアアップの機会が限られるなど、実際に働いてみて初めて気づくこともありました。

時間内に業務を終わらせる難しさや、周囲に気を遣う場面に、戸惑いを感じることもありました。

それでも、正社員として働き続けられることや、子どものそばにいられる時間があることは、時短勤務を選んで良かったと感じています。

時短勤務が合うかどうかは、人それぞれの状況や価値観によって変わってきます。

働き方に迷ったときは、自分にとって何を大切にしたいのかを基準に考えることが、納得できる選択につながるのではないかと感じています。

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