

育休明けって、周りに迷惑かけてばかりで毎日落ち込んでたな。

その気持ち、育休明けの看護師なら誰でも感じることだよ。
原因と解決策を見ていこう!
育休明けに復職して、こんな気持ちになっていませんか。
「前はもっとスムーズに動けていたのに」
「周りに迷惑をかけてばかり」
「私って仕事できないのかも」
復帰してから毎日そう感じて、家に帰ってからも気持ちが晴れない。
育休明けの看護師が「仕事できない」と感じるのには、理由があります。
ブランク・現場の変化・子育てとの両立など、育休明けの看護師は負担が重なりやすい状況にあるからです。
この記事では、育休明けに復職を経験した看護師が「仕事できない」と感じる理由と、前向きに働くために実践してきた行動を具体的にまとめています。

- 看護師歴20年以上
- 急性期病院での勤務経験あり
- 現在はデイサービスでパート勤務
- わんぱく3姉妹の看護師ママ
- 現場の実経験をもとに発信中
育休明けに「仕事ができない」と感じる理由

私ってこんなに仕事ができない?
「仕事できない」と感じるとき、多くの人は自分の能力を疑います。
しかしその感覚には、理由があります。
ここでは、育休明けの看護師が「仕事できない」と感じやすい理由を整理します。
看護師のブランク
難しかったのは、アセスメント力と優先順位の判断でした。
育休中は、看護師としての判断を求められる場面がありません。
アセスメントする力、優先順位を瞬時に判断する力。
これらは現場で経験を重ねながら培ってきたものです。
現場を離れている間、その積み重ねは止まっています。
技術よりも「考える力」が鈍っている感覚。
復職後にすぐ同じように動けないのは、当然のことです。
ルーティンの処置はこなせても「今、何を最優先にすべきか」という判断に迷う。
育休明けに「仕事できない」と感じる理由の一つは、この判断力の鈍りにあります。

業務の変化
育休中も、現場は動き続けています。
頭では理解しようとしても、実際に動くと戸惑うことが重なります。
「前はできていたのに」と感じるのは、現場が変わっているからでもあります。

全然ついていけない…!
疲労による思考力の低下
朝は家庭での慌ただしさから始まります。
子どもの支度、送迎を終えて職場に着く頃には、すでに疲労を感じています。
それでも気持ちを切り替えて現場に立ちますが、常に時間に追われる状態が続きます。
身体が疲れていると、思考力も落ちます。
判断が遅れる
確認に時間がかかる
ミスを恐れてさらに慎重になる
こうした小さな積み重ねが「前のように動けない」という感覚を強めていきます。
タスクが多い
看護師の仕事は、少しのミスが患者さんの命に直結します。
そのプレッシャーを抱えながら、子育てとの両立も求められるのが育休明けの現実です。
子どもは急に発熱します。
保育園からの呼び出しで、早退や休みが必要になる日もあります。
朝の準備は、イヤイヤ期の子どもがいると想像以上に時間がかかります。
復職前にどれだけシミュレーションをしても、子どもとの生活は段取りが崩れやすい。
仕事と子育て、どちらも抱えているからこそ看護師ママが抱えるタスクは想像以上に多くなります。

仕事できない?育休明けの自分を否定しない

復職後に思うように動けない自分を責めていませんか。
でもその感覚は、あなただけが経験していることではありません。
ここでは、育休明けの自分を否定せずに、前向きに立て直すための考え方をお伝えします。
ブランクで感覚は鈍る
どんなに経験を積んだ看護師でも、現場を離れれば感覚は鈍ります。
育休期間中は、看護師としての判断や処置を行わない生活です。
その状態から復職して、すぐに以前と同じように動けることの方が難しい。
「仕事できない」と感じるのは、ブランクがあれば誰でも通る道です。
負担が重なっている
育休明けの看護師は、同時にいくつもの負担を抱えています。
仕事の感覚を取り戻しながら、育休中に変化した現場のルールや人間関係に適応する。
子育てと仕事を両立しながら、体力も維持する。
これだけの条件が重なった状態で、以前と同じように動けないのは当然です。
「できない自分」ではなく「条件が重なりすぎている状況」だと捉えてください。

できないって自分を責めないで。
それだけ多くのことを同時にこなしているんだよ!
先輩ママも通った道
育休明けは、多くの看護師が同じような不安を感じています。
「不安しかなかった」「無理かもって思ってた」そんな気持ちは、今しっかり働いている先輩ママ看護師も経験してきたことです。
「仕事できない」と感じているのは、あなただけではありません。

育休明けの看護師が今日からできる3つの行動

この3つを意識してから、働きやすくなった気がするよ!
原因が分かっても、「じゃあどうすればいいのか」が分からなければ、気持ちは楽になりません。
ここでは、育休明けに実際に取り組んで効果があった行動を3つ紹介します。
1日の業務の流れを掴む
赤ちゃん中心の生活から、命の現場へ。
その切り替えがすぐにできないのは無理のないことです。
まず取り組んだのは、1日の業務の流れを時間軸で把握することでした。
何時までに検査を依頼する
この入力は何時までに終わらせる
そういった、時間の基準を一つずつ覚えていくことで、業務の流れが少しずつ掴めるようになります。
勤務中はイレギュラーなことが起きやすいです。
でも、基本の業務の流れを把握しておくことで、次に何をすべきか見えてきます。
業務の流れを頭に入れるだけでなく、紙に書いて可視化するのもおすすめです。
メモ帳でも業務表でも、その日のタイムスケジュールを書き出しておくことで今自分がどこにいるのかが一目で確認できます。

すぐ確認する習慣
分からないことは、その場で確認するようにしました。
このとき、聞き方を工夫することが大切です。
「分からないので教えてください」ではなく、どこまで理解できていて、どこから分からないのかを明確にして聞く。
そうすると相手も答えやすくなります。
例えば検査介助であれば、前日の準備・当日の準備はできる。
でも検査介助は未経験。
一つの処置を細分化して「ここはできた・ここは勉強中」という境界線をはっきりさせることで、自分の成長も見えやすくなります。
ポケットに入る小さなメモ帳を常に持ち歩くことをおすすめします。
気になったこと、覚えたいこと、何でもその場でメモする。
メモ帳はすぐ見返せるので、記憶の補助として大きな助けになりました。
忙しくて聞きそびれたときは、休憩時間にネット検索で調べました。
いずれにしても、調べたことはすぐメモする習慣が大切です。
育休明けはできないことに目が向きがちですが、育休前からできていたことは必ずあります。
できていることにも目を向けながら、少しずつ経験値を上げていく、長期目線で考えることが気持ちの余裕につながります。

完璧を求めない
復帰直後は「迷惑をかけてはいけない」という思いが強くなりがちです。
その気持ちから、完璧にこなそうと自分を追い込んでしまうこともありました。
「最後まで責任を持って」という意識は、新人のころから身に染み込んでいます。
その姿勢は大切ですが、育休明けは少し考え方を変える必要があります。
特に時短勤務中であれば、帰る時間が決まっている以上、最後まで全部やり切ることが難しい日もあります。
そのときに大切なのは、バトンを渡す相手が困らないようにすることです。
やったこと、終わっていること、お願いしたいこと。
この3つを明確にして申し送りをすることで、引き継ぐスタッフも動きやすくなります。
「途中で帰る申し訳なさ」よりも「次の人が困らない渡し方」に意識を向けてみてください。

働き方を工夫して環境を整える

ワークライフバランスって、看護師でも本当に実現できるのかな?
子育て支援制度を活用したり、働き方の工夫と仕組み作りを整えることも大切です。
ここでは、仕事と子育てのバランスを保つために、実際に取り組んだ制度の活用と仕組みづくりをお伝えします。
時短勤務で時間をつくる
復職後、時短勤務を活用することで、物理的な時間の余裕は生まれます。
仕事から帰宅後に子どものことへ向き合う時間が確保しやすくなり、仕事と子育てのバランスが取りやすくなります。
ただし、育児はイレギュラーの連続です。
時短をとっても、子どもの急な体調不良への対応は変わりません。
制度を活用しながら、柔軟に対応できる環境を整えておくことも大切です。
時短勤務を選んだことで感じたリアルな現実については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎看護師の時短勤務は子育てと両立できる?育休明けに感じた現実
夜勤免除で体力を守る
育児は体力勝負です。
そこに夜勤が加わると、疲労が蓄積しやすくなります。
夜勤免除を活用することで、子どもとの生活リズムを整えながら、体力を維持しやすくなります。
体力を守ることは、仕事の質を守ることに直結します。
無理して続けるより、使える制度は使う。
それが長く働き続けるための現実的な選択です。
タイムスケジュールを見直す
復職前にシミュレーションをしていても、実際に働いてみると想定外のことが起きます。
子どもとの朝の生活リズム、帰宅後の夕食・入浴・就寝までの流れ。
やってみて初めて分かるズレが必ずあります。
復職後1〜2週間経ったら、実際の生活を振り返りを、家族と話し合うことをおすすめします。
誰がどの役割を担うか、困っていることはないか。
生活リズムに合わせて役割分担を調整することで、生活全体が少し回りやすくなります。

制度は遠慮しないでフル活用する!
使うことへの罪悪感は手放そう。
まとめ

育休明けに「仕事できない」と感じるのは、ブランク・現場の変化・身体的疲労・子育てとの両立が重なった結果であることが多いです。
感覚を取り戻すには時間と努力も必要ですが、いくつもの条件が重なった状態であることも事実です。
仕事も子育ても一人で抱え込まないこと。
こうした積み重ねが、育休明けの復職を乗り越える力になります。
できることから1つずつ、自分のペースで進めていきましょう。

育休明けの復職は、本当に大変。
仕事・育児・家事を同時にこなしてるんだから、スーパーウーマンだよ!
自分のことを労ってあげよう。
ママ、毎日お疲れさま。
この記事は、筆者自身の経験や一般的な情報をもとに作成しています。
勤務条件や制度、働き方は勤務先や地域、時期によって異なる場合があります。
また、医療上の助言や個別の判断を提供するものではないため、心身の不調や勤務継続に不安がある場合は、医療機関や勤務先の相談窓口などの専門機関へご相談ください。
復帰前に感じやすい不安について詳しく知りたい方はこちら

「自分には向いていないのでは」とまで感じてしまう方はこちら

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