

人間関係がドロドロなの。
正直もう辞めたい…

人間関係のストレスって大きいよね。
どうすればいいか、一緒に整理していこう!
「職場の人間関係がつらい…」そんな気持ちになることはありませんか?
看護師の職場はチームで働く場面が多く、人間関係に悩みやすい環境です。
人間関係に疲れ「もう辞めたい」と感じる看護師は少なくありません。
ただ、辞めるという選択は簡単に決められるものではなく、続けるべきか、それとも環境を変えた方がいいのか、迷う人も多いといえます。
この記事では、看護師が人間関係で辞めたいと感じたときの考え方を紹介します。
気持ちを整理するヒントとして、参考にしてみてください。

- 看護師歴20年以上
- 急性期病院での勤務経験あり
- 現在はデイサービスでパート勤務
- わんぱく3姉妹の看護師ママ
- 現場の実経験をもとに発信中
看護師が人間関係で辞めたいと感じる理由
ここでは、看護師が人間関係で悩みやすい理由と、無理を続けなくてもよい理由についてお話しします。
看護師は人間関係に悩みやすい
看護師の職場では、人間関係の悩みを抱えている人も多くいます。
チームで仕事を進めるため、先輩・後輩・医師・他職種など、さまざまな人と関わる場面があります。
忙しさや緊張感のある環境の中で働くため、少しの行き違いでもストレスにつながることがあります。
医労連(日本医療労働組合連合会)のアンケート調査によると、仕事を辞めたいと「いつも思う」が24.0%、「ときどき思う」が55.2%で、合わせると79.2%が辞めたいと思いながら働いているという結果が出ています。「思わない」はわずか16.6%です。(出典:日本医労連・全大教・自治労連
「2022 年看護職員の労働実態調査」記者発表資料)
人間関係で悩み「辞めたい」と感じることは、決して珍しいことではありません。

辞めたい気持ちを責めないで
看護師という仕事は、多くの人が努力してたどり着いた仕事です。
勉強や実習を乗り越え、家族の支えがあって看護師になった人も多いと思います。
だからこそ「簡単に辞めてはいけないのではないか」と感じてしまうこともあります。
嫌になったからといって、すぐに辞めてしまうのはどうなのだろうと迷う気持ちもあるかもしれません。
しかし、つらさを抱えたまま働き続けることで、心や身体に大きな負担がかかることもあります。
我慢し続けることだけが正しいわけではありません。
一度立ち止まり、自分の状況を冷静に見つめてみることも大切です。
看護師が人間関係で退職を考えていいサイン
ここでは、退職や転職を考えてもよい状況の目安についてお話しします。
心身の不調が出ている
人間関係のストレスが続くと、身体や心に影響が出ることがあります。
- 出勤前に強い憂うつ感がある
- 眠れない日が続く
- 食欲が落ちる
- 常に緊張感がある
このような状態が続いている場合、心身が限界に近づいている可能性があります。
相談しても状況が変わらない
信頼できる先輩や上司に相談しても、対応はシフト調整などにとどまり、状況が大きく変わらないこともあります。
人間関係のストレスを減らそうと、旅行や趣味で気分転換をする人もいます。
それでも、職場に戻ればまた同じ状況が待っています。
職場の人間関係は、個人の努力だけでは変えられない場合が多いです。
仕事に影響が出ている
人間関係のストレスが強くなると、仕事に集中できなくなることがあります。
- ミスが増える
- 判断力が落ちる
- 患者さんとの関わりにも影響が出る
- 特定のスタッフの反応に過剰になる
このような状態になると、スタッフ同士のコミュニケーションもうまく取れなくなり、さらに職場の雰囲気が悪くなることもあります。
人間関係のストレスが仕事に影響し、その状況がさらに人間関係を悪化させる。
こうした負のループが続いてしまいます。
なぜここまで人間関係の悩みが起きやすいのか、背景を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。▶︎ 看護師の人間関係はなぜつらい?5つの理由と背景
退職を決める前に考えたいこと

人間関係がつらくなると「もう辞めたい」という気持ちが生まれます。
ただ、強いストレスを感じているときほど、冷静な判断が難しくなります。
例えば、特定の人との関係だけがつらいのか、職場全体の雰囲気が合わないのかによっても、取れる行動は変わります。
部署の異動や業務の調整など、環境が少し変わるだけで状況が改善することもあります。
また、信頼できる先輩や上司、家族などに相談してみると、自分では気づかなかった視点が見えてくることもあります。
1人で抱え込んでいると、悩みはさらに大きく感じてしまいます。
退職は大きな決断です。
気持ちが落ち着いたときに、今の環境が自分に合っているのかを改めて考えてみることも1つの方法です。
それでも「この環境では続けるのが難しい」と感じる場合は、無理を続ける必要はありません。
自分が安心して働ける環境を探すことも、選択のひとつです。
ちょっと待って!辞める前に検討したい選択肢

まずは選択肢を知ろう!
「辞める」か「今のまま続ける」かの二択で悩む必要はありません。
間には複数の選択肢があります。
自分の状況に合ったものを検討してみてください。
勤務を調整する
苦手な相手と同じシフトが続いているなら、勤務調整を相談することも有効です。
「体調管理のために勤務を調整したい」という形で師長に相談することができます。
接触頻度を下げるだけで、ストレスが大幅に減ることがあります。
異動を相談する
同じ病院内でも、部署が変わるだけで人間関係がリセットされることがあります。
「人間関係がつらいので異動したい」とストレートに伝えにくい場合は「別の部署で経験を積みたい」という形で師長に相談してみましょう。
異動によって環境が大きく変わるケースは少なくありません。

休職を考える
心身に症状が出ているなら、休職を検討することも選択肢の1つです。
眠れない、食欲がない、出勤前に動悸がするといった状態が続いているなら、まず職場の産業医や医療機関に相談してみてください。
休むことは逃げではなく、回復するための手段です。
転職を検討する
異動でも状況が変わらない、そもそも異動できる環境にない場合は、転職を視野に入れてみて下さい。
看護師の働く場所は病院だけではありません。
クリニック・訪問看護・施設など、職場が変わると人間関係の雰囲気は大きく変わります。
「この職場しかない」と思い込まず、自分が安心して働ける環境を探すことも自分を守る方法の1つです。

まとめ|人間関係で辞めたいときの考え方

人間関係がつらくなると、「もう辞めたい」という思いが強くなることがあります。
ただ、その気持ちが一時的なものなのか、長く続いている悩みなのかによって、取るべき行動は変わります。
特定の相手との関係に悩んでいるのか、職場全体の雰囲気がつらいのか。
まずは、その違いを整理してみることが大切です。
すぐに退職を決める必要はありません。
けれど、つらさが長く続いているときは、今の環境にこだわりすぎないことも大切だと思います。

人間関係のストレスが大きいと、仕事が終わっても心はくもり空。
気持ちの切り替えが、なかな出来なかったりする…
まずは信頼できる人に相談してみるのもオススメです!
1人で抱え込まないでね。
この記事は、筆者自身の経験や一般的な情報をもとに作成しています。
勤務条件や制度、働き方は勤務先や地域、時期によって異なる場合があります。
また、医療上の助言や個別の判断を提供するものではないため、心身の不調や勤務継続に不安がある場合は、医療機関や勤務先の相談窓口などの専門機関へご相談ください。
退職を考える前に、まずは距離の取り方を見直してみませんか。こちらでくわしく解説しています。

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